動物たちの歯や口腔内の健康は、日常生活の質を大きく左右します。
所沢アニマルメディカルセンターでは、「口が臭い」「歯石が気になる」などの日常的な悩みから、「顔が腫れてきた」「鼻水が出る」など、一見すると歯科とは関係がなさそうな症状まで、幅広いお悩みに対応しております。
特に、口腔内の問題は全身の健康状態にも影響を及ぼすことがあります。早期発見・早期治療が大切ですので、少しでも気になることがありましたら、お気軽に当院までご相談ください。
![口腔内写真](https://kirihara.jp/wp-content/uploads/2025/01/dental1.jpg)
設備紹介
当院では、より安全で精密な歯科診療を行うため、以下の最新設備を整えています。これらの機器を活用し、診断から治療まで丁寧に対応いたします。
歯科ユニット
当院の歯科ユニットは、超音波スケーラーやマイクロモーターといった歯科診療に必要な機材を搭載しており、効率的かつ安全に治療を行うことが可能です。
これにより、歯石除去や歯周病の治療など幅広い診療が行えます。特に歯周ポケットのクリーニングには、超音波スケーラーが大きな役割を果たします。
口腔外バキュームシステム
治療中に飛散する唾液、血液、歯の破片を吸引する装置です。これにより、院内感染のリスクを最小限に抑え、清潔な診療環境を維持しています。
また、患者様の安全性を向上させるだけでなく、診療の効率化にも貢献しています。
歯科用レントゲン
歯の表面からでは確認できない歯根部や歯周組織の状態を評価するために使用します。
歯周病の進行具合や歯根の異常などを詳しく調べることが可能です。例えば、慢性的な口臭や顔の腫れがある場合、このレントゲンを用いることで原因を特定できます。
CT(コンピュータ断層撮影)
歯科用レントゲンでは得られない三次元的な情報を提供します。これにより、歯根部や周辺組織の形状や状態を正確に把握することができます。
歯科疾患だけでなく、腫瘍性疾患の診断や治療計画の立案にも役立ちます。例えば、顔の腫れや顎の痛みが腫瘍によるものか、感染症によるものかを見極める際に使用されます。
診療の流れ
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初診相談と治療計画のご説明
飼い主様から症状や気になる点を詳しくお伺いし、動物の全身状態や口腔内の所見を確認します。治療計画として治療の選択肢や費用について丁寧にご説明し、最適な治療法をご提案いたします。
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検査と治療
必要に応じて歯科用レントゲンやCTを使用し、歯や口腔内の状態を詳細に調べます。鎮静剤や麻酔を使用した場合には、そのまま治療を進めることも可能です。治療では、安全を最優先に、歯石除去や抜歯、歯周病の治療などを丁寧に行います。
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術後ケア
術後のケア方法や予防法についてアドバイスを行い、健康的な口腔環境を維持するお手伝いをします。
定期的なケアの重要性
動物たちも人間と同じく、定期的な歯科検診とクリーニングが必要です。歯石がたまりすぎると、歯周病や口腔内感染症のリスクが高まります。
当院では、定期健診を通じて早期の問題発見と予防に努めています。毎日のデンタルケアやフード選びについても、お気軽に所沢アニマルメディカルセンターにご相談ください。